今日から12月。12月といえば年末調整。年末調整といえば、マイナンバーは今後どうなっていくのだろう、と去年同様考えてます。

マイナンバーカードは作りましたか？

総務省によると、マイナンバーカードの人口に対する交付枚数率は、本年5月時点で全国で9.0％。枚数でいうと、11,475,474枚。赤ちゃんから高齢者まで全部含めてのパーセンテージですから、思ったより多いと私は感じました。

私は、興味本位でマイナンバーカードを作ったまま、今日まで１回も使ったことがありませんでした。今日、とうとう使いました！使えました！

コンビニで住民票を発行してもらう

さっき、コンビニで住民票をとってみました。このサービス、使ったことあります？
ずっと以前、一度コンビニでトライしようとして、「大阪市はまだです。」と言われて、がっかりしたまま今日まで忘れてました。もう１年ぐらい経ったでしょうか。

寒いですから、わざわざ行って「まだです。」とまた言われるのもいやですし、ネットで下調べしてからセブンイレブンへGo！（他のコンビニでももちろん発行可能ですが、一番近かったので。）
レジカウンターでマイナンバーカードを渡して発行してもらうのではないんですね。

セブンイレブンでは、マルチコピーという高性能なコピー機が置いてあります。外出先のモバイルプリンターとして使用したり、スマホやデジカメのプリントアウトというプリンターそのものの機能に加え、各種チケットの購入もこのコピー機で行います。このコピー機で、住民票や印鑑証明が発行できます。他のコンビニも、ほぼ同様の方法で利用することになります。

セブンイレブンの場合ですが、コピー機横の画面メニューの中から行政サービスを選択。電子マネーカードnanaco等を置くところにマイナンバーカードをおき、そしてパスワードを入力。

・・・パスワード？！えー、わかんない・・・。

そういえば、マイナンバーカードを作るときにパスワードを２つ設定させられました。覚えてます？

なんだったっけ？？？えーい！と入れてみたパスワードが奇跡的にあってたとみえて（だめじゃん）、住民票サービスのページに進むことができました。

手数料は、コピー機に現金を入れるか、nanacoで支払うかを選択。私はnanacoを選択してシャリーンと支払うと、プリンターから住民票が出力されるという仕組みです。

コンビニの印刷機から出た住民票なんて・・と侮るなかれ。「本書は不正防止処理を両面に施してあります」「本書は、（中略）国立印刷局の技術などによる偽造防止策が施されています。」と書かれ、
両面印刷のれっきとした住民票でした。（当り前ですね。）

マイナポータルはどうなってる？

総務省のマイナンバーサイトに行ってみましたら、

「マイナンバーを利用して行政機関の間で情報をやりとりする「情報連携」及びマイナンバー制度の導入に併せて新たに構築している個人ごとのポータルサイト「マイナポータル」（https://myna.go.jp/）について、平成29年11月13日から本格運用を開始しますので、お知らせします。」

とのこと。もう始まってますやん。

マイナンバー制度における「情報連携」とは、各種手続の際に住民が行政機関等に提出する書類（住民票の写し、課税証明書等）を省略可能とする等のため、マイナンバー法に基づき、異なる行政機関等の間で専用のネットワークシステムを用いた個人情報のやり取りを行うことです。

その情報連携に伴い省略可能な主な書類の例（平成29年11月13日時点）と、本格運用開始時点において情報連携可能な事務手続の一覧及び省略可能な書類（平成29年11月13日時点）もPDF書類で公開されています。
　また、マイナポータルについては、子育てワンストップサービス（ぴったりサービス）の「サービス検索機能」と、LINE株式会社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」との連携について、平成29年11月7日から運用を開始されています。

さっそくマイナポータルサイトに行ってみました

あまり詳しい説明はなく、まずはログインして使ってみてという感じです。ICカードリーダライタを使ったログインと、スマートフォンからのログインが可能ですが、スマートフォンは現在はアンドロイド端末しか対応していません。今手元にICカードリーダライタがなく、私のスマホはiPhoneなので、この件については、また後日もう一度トライすることにします。この際、カード取得したときに設定したもうひとつのパスワードを求められるのかしら。それまでに確認しておくことにします。

LINEとの連携や、マイナンバーカードによる事務手続きの省略はもう始まっています。使用した際のメリットが感じられるサービスが広がっていけば、来年以降、利用が進むかもしれませんね。