先日、「もうひとつの約束~その後」という催しに参加してきました。

以前にご紹介した韓国映画「もうひとづの約束」で、韓国の大企業(サムスンがモデル)にひとり労災認定をかけて戦いを挑む公認労務士が出てきましたが、そのモデルになった公認労務士を含め、韓国から5名の方が来日されていました。

先の映画では、最後に労災認定されて、しかしこれがゴールではない、これは始まりであるというところで終わっていましたが、映画通り、本当に、労災認定の戦いは続いていました。現在は設備は一新されていますが、過去には半導体基板のメッキ液に直接触れて仕事をする職場が存在したようです。あらゆる癌が不自然に高い発生率で発生していたという状況を知りました。
これら半導体基板の仕事による労災問題は、まずはアメリカで勃発し、その後、アメリカはそれらの仕事をアジアに送り込むようになり、韓国、中国、そして、近年はタイやカンボジア等で問題になってきているとのこと。

大変重い課題でしたし、同時に大変考えさせられる問題でもありました。

2019.03.18メルマガより

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