連休中の1日、日帰りではありましたが、母を自宅に連れ帰ってきました。

母は通常はグループホームに入居しています。姉と私は、車を持っていないので、ふたりで車いすを押して移動しました。(大変天気のよい日だったので、姉と私にとっては、気持ちよく大変よい運動になりました。)
母にとって久しぶりの自宅でしたが、特別の感慨があったのかなかったのか、残念ながら不明です。

姉が髪をカットしてあげて、昼食を一緒に食べ、トイレも連れて行こうとしましたが、車いす仕様になっていない自宅トイレでは、素人二人では難しく、断念。いつもきちんと面倒をみてくださっている施設の担当者の皆さまには本当に頭が下がります。

 最近、はっきりした言葉をしゃべることが多くなったようです。

先日は、朝お部屋に起こしにいくとすでに起きていて、「先生、おはようございます!」と挨拶したそうです。「先生になってしまいました。」と職員さんが笑っておられました。

車いすに座ったまま、思った方向に足を運ぶようにもなりました。

人間ってすごいと思います。もう少し、母といろんな話しができるようになったら、ちょっとでも歩けるようになったら、と90歳を過ぎていても期待してしまいます。期待もして、希望を持って、毎日笑って過ごしてもらえるよう、自分たちも健康でいないといけませんね。なんせ、老々介護ですから。

2019年5月7日 メルマガより

 

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